- さらそうじゅ
- さらそうじゅ【娑羅双樹・沙羅双樹】〔梵 śāla〕(1)〔「しゃらそうじゅ」とも〕インド, クシナガラ城外, 娑羅の林の中, 釈迦の病床の四方に二本ずつ相対して生えていたという娑羅の木。 釈迦が入滅した時, 鶴のように白く枯れ変じたという。 沙羅。 娑羅樹。→ 鶴林(2)フタバガキ科の常緑高木。 インド原産。 高さ30メートルに達する。 葉は長円形。 花は淡黄色で小さく, 大形の円錐花序につく。 材は堅く建材などとし, 樹脂はワニスの原料, 果実は食用。 シャラソウジュ。 シャラノキ。(3)ツバキ科のナツツバキの通称。 シャラノキ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.